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人生の中で大きな買い物と言えば、お家と車でしょうか。
我が家は車は現金で一括払いし、お家は25年ローンを組みました。
我が家は頭金5%、25年の住宅ローン
頭金がもっと貯まるまで家の購入を延期しなかった理由
我が家はお家を購入した時には頭金は5%しか入れませんでした。
私たちにあった選択肢は2つ、頭金を5%にするか20%にするか。
(ちなみに頭金5%は初めてお家を買う人にだけ与えられた特権です。
2件目以降の購入時には頭金20%が必要になります。)
頭金を20%未満しか払わない場合は
ローンを払えなくなった時のためにローン保険に入る義務があります。
(一般的には家の価格の1~3.35%)
頭金15%なら頑張れたのですが20%は無理だったので
”どうせローン保険に加入しないといけないなら頭金5%にしといて貯金を残そう”
という結論に至りました。
家の価格がうなぎのぼり
頭金20%用意できるまで家の購入を延期して、貯金に励むという考え方もあると思います。
でも、私たちが購入したお家の過去の売買履歴を見せてもらうと
2001年よりも2012年(私たちが家を購入した年)の方が家の価格が約3倍になっていました。
たった11年の間に3倍です。
頭金20%を貯めるために家の購入を見送った場合は、その間の家賃がかかる上に
年々、家の価格自体がもっと上がってるかもしれません。
そこを考慮して”折角気に入ったお家が見つかったんやし、今買おう!”
てことで購入しました。
現在2017年時点での我が家の価格は、私たちが購入した価格よりも少し上がっているので
やっぱりあの時家を買っててよかったなと思っています。
ローンは60歳までに終わらせたい
頭金5%だと月々の支払額が大きいので、確かにしんどい時もあります。
でも、私も夫も60歳でリタイアすることを目標にしています。
ですから60歳までにローンを支払う事は家の購入時の私の絶対条件でした。
カナダでは25年ローンが現在は主流みたいなので逆算すると
60-25=35で、35歳までに家を購入しないと60歳を過ぎてからも
ローンを払うことになってしまいます。
繰り越し返済をする手もありますが、繰り越し返済できる保証はどこにもありません。
そして前述しましたが、家の価格が数年の間にまた上がってしまえば
それに伴い頭金20%の額も大きくなってしまいます。
35歳までに頭金20%用意できる保証も自信もありませんでした。
(欲しいお家が5000万だった場合、その頭金20%となると1000万です!)
色々と考えに考えた結果、
購入を遅らす方が私たちにとってはデメリットが多かったので家の購入に踏み切りました。
ローン保険は払いたくはなかったけど、家の購入を見送った場合払い続けなければいけない
家賃の額の事を思えば結果的にはトントンになりそうだったし、
それなら自分たちの自由にできるマイホームを手に入れる方が魅力的に思えました。
でももし、あの時に私も夫も二人ともが気に入るお家が見つかっていなければ
もちろん気に入る家に出会えるまで購入を見送っていたと思います。
現金が手元にある安心感
もしローン保険というものがなかったなら、
私はおそらく15%の頭金を入れてたと思います。
そして、その結果貯金残高はゼロに近い金額になってたと思うんです。
でも、引っ越しというのは思った以上にお金がかかります。
持ち家になったら家の修繕費は自分たち負担です。
そういうことを考慮すると、やはり貯金をゼロにしてまで頭金を払うのは
自分の首を絞める結果を招くのではないかな…と今なら思えます。
ある程度、現金が手元にあるという安心感は何物にも代えがたいです。
20%の頭金を払えるだけの資金がなかったおかげで、大切なことを学べました。
家の購入を見送っていたら、今でもきっと賃貸暮らしで貯金ゼロ
賃貸暮らしが悪いと言っているのではありません。
賃貸暮らしには賃貸暮らしのメリットがありますから。
ただ、うちは私も夫もマイホームの購入を望んでいました。
でも、夫の趣味はお金のかかる趣味ばかりです。
あのまま賃貸暮らしを続けていたら夫が趣味に大金をつぎこみ続けていたと思います。
頭金20%貯めるどころではありません。
そういう意味でも、あの時やっぱりお家を買ってよかったと思っています。
人それぞれの事情に合った頭金の額の決め方、貯金の使い方があると思います。
我が家の場合は払いたくないローン保険を払ってまで家の購入に踏み切りましたが
後悔はしてないし、あの時取れた最善の策だったなと今でも思います。