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私は一時期嫉妬の塊でした。
でも、誰かの事を嫉妬する自分が嫌になり、
『そもそも、なんで嫉妬するんやろ?』
という事を考えるようになりました。
ある事に気付いてから『誰かに嫉妬する』ことを断捨離
自慢話をする=コンプレックスがある
自分に自信があって、自分の人生を楽しんでいる人は『自慢話』をしない、
という事にようやく気付きました。
私が誰かに嫉妬していることも多々ありましたが、
逆に私自身が誰かから嫉妬されている、と感じることもあります。
例えば『車を持っていること』というお金があれば解決できるようなこと、
『丁度いい体型であること』という本人の頑張り次第で変われるようなこと、
『日本人であること』、私よりも年上の方からは『若さ』といった
お金で買えない、どうにもならないことまで様々です。
それで気付いた事があります。
私が、”もしかして、この人私に嫉妬してる?”って思う人たちが私に話す内容って、
『私に欠けているもの』のことなんです。
私が語学にコンプレックスがある事を知っている人は、語学の事を話すし、
私がキャリアにコンプレックスがある事を知っている人はキャリアの話をしてきます。
「私はバイリンガル。でも、あなたは英語の猛勉強中なんよね?
バイリンガルだと色々有利!」
「私は有名な大企業に勤めてるから、それなりにストレスがあって大変!
キャリアがあるっていいことばかりじゃないわ~」
みたいなことを言われるわけです。
すると私は自分に無いものを持ってるその人たちに嫉妬し、
そして自分のコンプレックスが気になって
劣等感に浸ってしまうという事を繰り返していました。
でも、そもそも人が私に『自慢話』をしてくるということは、
『自慢話をする=コンプレックスがあるからその劣等感を埋めるため』
ということにも気付いてから、嫉妬することがほぼなくなりました。
お互いに嫉妬し合って、『自慢話』をして劣等感の埋め合いっこをしているようなものです。
そして、私も同じようなことを無意識のうちにしてしまっていたという事にも気づきました。
私が先に自分の何かについて自慢げに語ってしまったから
その仕返し(?)に私の気にしていることを話してこられたのかもしれません。
人の話が『自慢話』に聞こえる=自分にコンプレックスがある
言ってる本人が『自慢話』をしているつもりがなくても
聞き手が”この人、自慢話している”と思う事もあると思いますが、
その場合は聞き手の方に『自慢話』に聞こえてしまう原因があると思います。
『自慢話』に聞こえてしまうという事は、その話の内容が自分に欠けているという事です。
私の例で言うと、同じ移民なのに、ここカナダでも仕事が上手くいってる人に出会うと
”なにこれ?自分は仕事で成功してるっていう自慢話?”
と思っていた時期があります。
でも、それは私に『自分にはカナダではキャリアがない』というコンプレックスがあったため
そう聞こえてしまっていただけで、言ってた本人に自慢していた自覚はないと思います。
もし私に、自分が誇れるキャリアがあったとしたら
”なにこれ?自慢話?”
なんて少しも思わなかったと思います。
嫉妬じゃなくて、憧れ。憧れならポジティブな気持ちで頑張れる
誰かの事を見て、”いいな~”と思う事はあります。
でも嫉妬するんじゃなくて、憧れ、そして目標にすることにしました。
例えば、億万長者になった人を見て、
『自由に使えるお金がいっぱいあって羨ましい』
じゃなくて、
『私も、億万長者になりたい!どうやったらなれるんやろ?』
と思うようにすることにしたんです。
憧れなら、『自分もその人のようになるためにはどうすればいいのか?』を、
ポジティブに考えられるようになります。
嫉妬なら、自分と億万長者の持ってるお金の差に落胆して惨めになるだけです。
嫉妬心を断捨離して自分の事だけ考えていると、とっても楽ちん
自己中心的な行動を取るという意味ではありません。
自分の目標に向かって何をすればいいのか?を考えたり
『億万長者になったらどんな風にお金を使おうかな?』という妄想を楽しんだり、
自分の興味のある事の勉強に時間を使うようになったので
人の事を嫉妬する時間が無くなり、その結果気持ちがとっても楽になりました。
コンプレックスはまだまだありますが、
自分の努力次第で頑張れることは頑張って、
『後5cm身長が高ければな…』など、どうにもならないようなコンプレックスは
気にすることすら止めました。
嫉妬心を断捨離して自分の事に集中するようになってから思う事は
『時間がどれだけあっても足りない』ということです。
これまで、嫉妬することに費やしていた時間って本当に無駄だったなと思っています。
でも、今それに気付けてよかった、とも思います。
たった一度の人生です。
自分にできること、やりたいことに貴重な時間を費やしていきたいものです。