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カナダに来てから、
”みんな稼いでんねんなー!めちゃくちゃ家計に余裕あるやん!”
と思う事がよくあります。
恐ろしい『ないお金』の存在。それを自分のお金だと思って使う人たち。
私の夫も『ないお金』の存在に浮かれていた一人
身近なもので言うとクレジットカードの限度額が
私の意味する『ないお金』の一つです。
限度額が50万円だったとして、銀行の残高も50万円あれば
カードの支払いをできる分だけの資金があるので『あるお金』として考えられますが
残高が10万円しかないのに
”50万円使える!”
と思っているのは危ない思考だと思っています。
昔の夫がまさしく『ないお金』を自分のお金だと思って使うタイプの人間でした。
結婚することになった時に、
「あんたの借金は私の借金になるんやから、クレジットカードの限度額がいくらであれ、
自分の銀行にある残高以上のお金は絶対に使わんといてや!
私達が借金をして『ないお金』に頼るのはマイホームを買う時だけ!」
と言ったので、それからはクレジットカードを使うのを控えるようになり
デビットカード支払い派になりました。
デビットカード支払いは銀行に十分な残高がなかった場合決済ができないので
夫にはこっちの方が合っているようです。
クレジットカードを複数枚使い回して生活をしている人たち
以前、銀行で働いていた友達から聞いた話なのですが、
クレジットカードを複数枚使い回して生活している人たちがかなり多いそうです。
”お財布にはお金ほとんど入ってないし、銀行の残高は$1000やけど
クレジットカードの限度額に達するまでまだ$2000の余裕があるから、
$2000は使っても大丈夫!”
という考え方で生活をしている人が多いらしいです。
つまり、銀行にある残高やお財布の中に入っている現金は関係なく
クレジットカードの限度額まで後いくら残っているのか?
というのを基準に生活をしているということです。
この話を聞いた時にはかなりカルチャーショックを受けました。
カナダに来てから
”みんな稼いでんねんなー!めちゃくちゃ家計に余裕あるやん!カナダ人お金持ち!”
と思う事が多かったのですが、実は『ないお金』を使っていたから
そういう風に見えていただけのようです。
人は人、自分は自分ですので、
人様がどうお金を使おうが、どうクレジットカードを使おうが私の問題ではありません。
人それぞれ価値観が違いますから、その人の思うように使えばいいと思います。
ただ、日本にいてた時には
こういうクレジットカードの使い方をする人が私の周りにはいなかったので
ただただビックリしています。
私は私で、これまでの自分のお金とクレジットカードに対するルールを死守しながら
周りの人たちに流されることなく生きていく必要がありそうです。