【家の売買】とても素敵なお家なのに売れない理由と、売り手のとんでもない態度。

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当ブログへのご訪問ありがとうございます。

4月中、夫とたくさんのお家を内覧しました。

すでに引っ越されていて何もないお家もあれば

まだ生活感の漂うお家、

売れたらすぐに引っ越せるように最低限の家具だけを残しているお家

色々ありました。

とても素敵なお家なのに売れない理由と、売り手のとんでもない態度。

買い手は『家』を買うのであって『売り手の状況』を買うのではない

もし、まだ住んでいる場合には内覧者が来る予約が入った時間帯は

お家を空ける事が一般的なのですが、一件だけ、私たちが内覧中も

お家にいらっしゃったご夫婦がいらっしゃいました。

その方たちは60代半ばくらいのご夫婦で、

旦那様の方が最近、発作を起こして倒れてしまったみたいで

どこかに行くにも、身動きが取りづらいという状況だったようです。

そして、旦那様の発作が2回目だったので、早くお家を売って

別の場所で新たな生活を始めたいという思いが強くなっていたようで

奥様はセールストークをしたかったこともあり、御在宅だったようです。

私達はこのお家をネットで見つけたのですが、

長い間売れていないみたいだったので

”とても素敵だし、お手頃価格なのに何で誰も買わないんやろう?”

と疑問に思っていました。

でも、内覧しに行った瞬間に理由が判明しました。

このお家、タバコの匂いが充満していたんです。

どうやら、夫婦そろって喫煙者だそうです。

カナダは日本よりも喫煙者の肩身は狭いと思います。

基本的に建物の中は禁煙、カフェもレストランも喫煙席などありません。

マイホームや車内で喫煙する方もいらっしゃるようですが、

『いつか売りに出す』という事を皆さん考えておられるようで

お家の中で喫煙される方は、本当に数少ないと思います。

夫はめでたく禁煙に成功したようなのですが、喫煙していた頃は

外気温が-40℃であろうが、外でタバコを吸っていました。

そして風邪をひき、ウダウダする夫に私は

「高い金額払ってタバコを買って健康を害して、寒い中吸って風邪ひいて

自分がどれだけアホな事やってるか分かってる?」

とよく言っていました。

夫は自分も喫煙者だったがゆえに

「俺は一度も室内でタバコを吸ったことがない!

例え持ち家やとしても、将来家を売る事を考えていたんやったら

絶対に室内で吸うべきじゃないねん!この家が売れへんのはあの夫婦の自業自得や。

折角禁煙できたのに、こんなタバコ臭い家になんか住まれへん。」

と言っていました。

一方ご夫婦の方はというと、

『夫が発作で倒れたから、一刻も早くこのお家を買って欲しい。』

という雰囲気を漂わせ、その事を不動産屋さんにも何度もいい

買い手と不動産屋さんの同情を誘っているように見えました。

でも、不動産屋さんは私たちに

買い手は『家』を買うのであって『売り手の状況』を買うわけじゃない。

ご夫婦が御在宅だったから同情したかもしれへんけど、

自分たちの事を一番に考えて自分たちにあった家を選んでくださいね。」

と念をおしてくださいました。

『売れない理由』が分かっていても禁煙できない、その上値段交渉にも応じない。

不動産屋さんが再三にわたり

「このお家が1年以上も売れないのは、タバコの匂いが原因なんですよ?

これまでに何人もの人がタバコの匂いを理由に、このお家の購入を見送ったんですよ。

本気で売りたいならせめて外で喫煙するようにするなり、対策を取ったらどうですか?」

と助言をしたそうなのですが、ご夫婦は

「自分たちの家やねんから、好きなようにする権利がある!」

の一点張りのようです。

実は、私たちは売りに出ていた値段よりも

150万安いお値段で『買う』というオファーを出したのですが

私達の提示した値段が気にくわなかったようで、オファーを拒絶された上に

「売りに出している価格でしか売らない」

と言われてしまいました。

不動産屋さんが、

「彼らが買ったら、タバコの匂いを消すための工事をしないとあかんから

売りに出してる価格より安い価格を提示してきはったんやで?

大体売りに出して1年の間一人として買い手がつかなかったのに、

本当にオファーを拒否するの?」

と言ったら

「タバコの匂いなんて、ある程度換気すれば消えるでしょう!」

と、これまた強気な態度だったそうで、不動産屋さんも呆れていました。

売り手が値段交渉に応じることができない理由

私達も、私達が提示した価格でお家を購入できるとは思っていませんでした。

売りに出している価格と、私たちが提示した価格の間くらいで

話がまとまればな、と思っていました。

ところが、売り手側はあまりにもお家が売れないので

一度売り出し価格を下げたらしく、これ以上下げたくないという理由と、

金銭的にかなりキツキツな暮らしなので

値段交渉に応じたくても応じられない、という状況のようです。

でも、暮らしがキツキツと言っておきながらも、2回も発作が起きても

タバコを買うお金はあるんです。

夫が禁煙できた理由の一つが『タバコを買う金銭的余裕がなくなったから』だったので

夫はこのご夫妻の態度にものすごく腹を立て

「タバコを買うお金はあるのに、生活がキツイっていう理由で値段交渉できへんなんて

俺らの事をバカにしてる!」

と言っていました。

不動産屋さんがおっしゃった通り、私たちは『家』を買うのであって

売り手の状況は私達には関係ありません。

仕方のない結末だったということで、夫をなだめました。

家の売買は思った以上に大変です。

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