そらまめの、つぶやき。

思った事、感じた事、その他もろもろ。~ただ今、英語の勉強中。~

非ネイティブスピーカーが話す、伝わる英語と伝わりにくい英語の違い

カナダにはたくさんの移民の方がいらっしゃるので

英語のネイティブスピーカーの方だけでなく

非ネイティブスピーカーの方と話す機会もたくさんあります。

 

非ネイティブスピーカーといっても、英語のレベルは人それぞれです。

でも、レベルに関係なく伝わりやすい英語を話す方、

意味が全く通じな英語を話す方とが存在するんです。

今回は私の思う両者の違いをシェアしたいと思います。

 伝わらない英語

その方の母国語訛りが強く、早口

これは、カナダ在住歴が長い(=英語を話すことに慣れている)方に多いように思います。

英語を話しておられるのですが訛りが強いので

”え?!これは何語なんだろう?英語?”

と思ってしまいます。

特に電話越しだと、理解するのに本当に苦労します。

私がもしネイティブスピーカーなら理解できるのかもしれませんが

私はまだまだ英語の勉強中なのでネイティブスピーカーと比べると語彙力も少なく、

その方が言ってることを推測するのは難しい事もあります。

じゃ、同じ日本語訛り(カタカナ英語)なら理解できるか、というとそうでもなく

私の母国語である日本語訛りでさえもやはり理解するのは困難です。

どの方も、ゆっくり話してる時には気にならない訛りが、

早口になると訛りが強くなる傾向にあるようです。

私自身、日本語を話す時ものすごく早口なんです。

ですから、英語を話す時は早口にならないよう気を付けるようにしています。

 

ネイティブスピーカーでさえ普段は使わないような難しい単語、表現を使う

中には、なぜか難しい単語や表現ばかりを使う

非ネイティブスピーカーの方がいらっしゃいます。

私の友達でも、新しい単語を覚えた事が嬉しくて

実際に使ってみたくて使ってる子がいたのですが

相手がネイティブスピーカー、非ネイティブスピーカーに関わらず

99%の確率で聞き返されていました。

(彼女の訛りも原因だったかもしれませんが。)

例えばurineとpee。

(こんな例しか思いつかなくてすみません!)

どちらも尿という意味ですが、トイレに行きたい時にurineという単語を使う

ネイティブスピーカーに出会ったことがありません。

 

カナダに来て気付いた事ですが、

ネイティブスピーカーの方って意外に私たちが既に知ってる

簡単な単語を使って会話していることが多いです。

相手に理解してもらえないなら、

敢えて難しい単語や自分にとって発音するのが難しい単語を

使う必要ないなと思うようになりました。

それ以来、できるだけ自分が上手に発音できる単語を使うようにしています。

例えば、未だにうまく発音できないhilarious(意味:陽気な、とてもおかしい)

という単語の代わりにfunnyという単語ばかり使っています。

【追記】やっとhilariousの発音習得しました!

http://aurora8358.com/English/2017/01/14/achieve-my-goal/

本当はもっとたくさんの単語を使って表現したいのですが

意味が通じないことには会話が成り立ちません。

そして私の場合は「え?何て言った?」って言われる回数が増えると

英語を話す意欲が減退するので、funnyばかり使っています。

(ちなみにhilariousはよく耳にする単語なので

早く発音できるようになりたいな~と切望&練習中です。)

 伝わる英語

大きな声で話す

自信がないと小さな声で話しがちですが、

留学してた私の友達がアドバイスしてくれた通り

”大きな声で話す”というのはすごく重要だと思います。

 

ゆっくり丁寧に話す

ゆっくり丁寧に話す方の英語は聞き取りやすく、理解しやすいです。

私自身、英語があまり話せないからゆっくり話してた時の方が、

英語を話すことに慣れてきて早口になることが増えてきた時より

理解してもらえてたと思います。

あまりにも言いたいことが伝わらなくてもどかしい日々を送ってたことがあったんです。

夫に「早口なのがあかんねん。訛りもあるんやし。」と言われて以来

気を付けてゆっくり話すようにしたら、理解してもらえる率がアップしました。

 

だらだらと長い前置きをしない

これは英語に限ったことではないのかもしれませんが、

余計な前置きをだらだらとすることで相手を混乱させる確率が高くなる気がします。

簡潔に話してもらったほうが分かりやすいし、

簡潔に話したほうが分かってもらえます。

日本語で話をしてても”で、結局は何が言いたいの?”って思う時ないですか?

それが第二言語で話してると、もっと頻繁に起きます。

 

イントネーション

正しい発音、イントネーションを身に着けるのはなかなか難しいですが、

個人的にはイントネーションの方が発音を身に着けるよりは難易度が低いと思います。

特に私たち日本人は、抑揚のない日本語という言語を母国語として話してるので

英語を話すときも淡々と単調に話しがちです。

でもそこに英語のイントネーションやリズムを加えるだけで

発音がちょっとくらいおかしくても伝わる率が上がります。

 

以上が私の思う伝わる英語と伝わらない英語の違いです。

実は、夫に指摘されるまでは

”英語を話してる時はゆっくり話してる”

ってずっと思い込んでたんです。

でも夫曰く、私は相当早口で話してたそうです。

それ以来、ゆっくり話すよう心掛けるようになり、

すると伝わる率も向上しました。

私の英語が伝わらないのは発音やイントネーションが悪いからと思い込んでたのですが

実は全然別のところに理由があったみたいです。

もし言いたいことが伝わらなくて悩んでる方は、

別の視点から自分の英語を見つめなおすのも一つの策かもしれないですね☆