ここ最近、気付いた事があります。
それは、私の脳みそが勝手に勉強する内容の優先順位を決めているということです。
私は脳科学者でもなんでもないので真相は分かりませんが、
自分がこれまでやってきた英語の勉強を振り返ると
勉強する内容を無意識のうちに脳みそが選び出していたんじゃないかな?
と思うようになりました。
私の脳みそが勝手に勉強する内容の優先順位を決めている?
曖昧な覚え方しかしてないくせに正しい使い方を調べない悪い癖
私の脳みそが勝手に勉強するものの優先順位をつけているようです。
絶対に覚えないと生活していけないようなことは必死で覚えたり調べたりします。
買い物をするときに必要な英語、銀行で使われる英単語、
職場で使う英語など、こういったものは分からないことがあればすぐに調べます。
でも、そこまで重要じゃなくて、
間違って使っていても何とか意味が通じているものに関しては
調べるのを後回しにしているんです。
数字に関する事もそうなのですが、使用頻度・重要度が低いものも
勉強するのを後回しにする傾向にあります。
日本で英語の勉強をしていた頃は必要だからではなく、
自分がやりたいから勉強していましたが
カナダに来てからは毎日『生き抜いていくため』に英語が必要となりました。
私にとって英語力がwantからneedに変わった瞬間です。
カナダに来てから私の英語の勉強の軌跡を振り返ってみました。
大雑把ですが、
①語彙力を増やす
②発音・イントネーションの矯正
③イディオムなど、ネイティブスピーカーが使っている表現を真似ながら習得
④もう少し語彙を増やす
⑤今まで”やろう”と思っていたのにやれていなかった細かい事の勉強
こんな感じで、今の私は④と⑤を同時進行で取り組んでいるところです。
カナダで生きるためにまず必要最低限の語彙力を身につけ、
スムーズに会話が運ぶように発音やイントネーションの矯正に励み、
もっと表現豊かな英語を話せるようになるためにネイティブスピーカーの使う表現を真似し、
表現は豊かになったもののやっぱり語彙力が欠けてると再認識し語彙力を増やすことに
再び時間を使うようになり、
それと同時に、今まで先送りにしていた”曖昧にしか覚えてないけど何とか伝わってた”ことを
ちゃんと調べて正しく覚えなおしたり、”使用頻度・重要度は低いけど使いこなせた方がいい”
というものに目を向けるようになったり、”スペル力を上げないと!”と思うようになる
といった具合に”次はこれを勉強しよう”と思う内容に少しずつ変化が出てきています。
『曖昧な覚え方をしているという自覚があるのに、とりあえず通じているから放置』
していたものがたくさんあります。
調べるのなんてすぐできることなのに、やらない自分に対して
”分からないことがあるのに、すぐに調べないのは悪い癖”
だと思っていたのですが
『カナダで生き抜くために必要な最低限の英語力をつける』ことが最優先だったので
敢えて私の脳みそが絶対に今すぐ覚えないといけないもの以外のものには
時間やエネルギーを注がないようにしていたのかな?なんて
ここ数日間のブログを書いていて思ったんです。
これからは①~⑤の繰り返しで最終的にネイティブスピーカーレベルの英語を習得なるか?!
8年かけて『カナダ生活に必要最低限の英語力をつける』ことから
ようやく卒業できたように思います。
でも私の最終目標はネイティブスピーカーのように英語を話せるようになる事ですから、
やる事はまだまだたくさんあります。
これからは、①~⑤のステップを何度も繰り返すことで
少しずつ自分の英語をブラッシュアップして
ネイティブスピーカーのレベルまで上げていけるのかな?って思っています。
繰り返しますが、私は脳科学者ではないので本当に私の脳みそが
勉強する内容に優先順位をつけていたのかどうかは分かりかねます。
でも、真相はどうであれ自分にとって効果的に英語の勉強に取り組める
routineを見つけられた気がします。
これまでのご自身の英語の勉強の軌跡を振り返ると、
何かの気付きがあるかもしれません。
自分にとって効果的に英語の勉強に取り組めるroutineを発見できるかもしれないので
一度客観的に振り返ってみるのも面白いと思います。