今までのカナダ生活の中でも聞いたことがあったのでしょうが
ここ最近になって”頻繁に聞くな~”と思うようになった表現があります。
ネイティブスピーカーの真似をして、最近使うようになった表現
『真似る』というのは効果的に学べる学習法
私が最近ネイティブスピーカーの真似をして使っているのは
『That being said』
です。
意味を調べると『とは言ったものの、そうは言っても』と載っていました。
例文
I got laid off last year.
That being said, I have never missed any payment.
去年解雇されました。
とは言ったものの、支払いを怠ったことはありません。
みたいな感じで使います。
あまりにもよく耳にするので真似て使っているうちに
使いこなせるようになっていました。
真似て学んだことは『英語』として習得している
今更気付いたのですが私には
『日本語に一度訳してから習得した英語』
と、
『ネイティブスピーカーの真似をしているうちに習得した英語』
の2種類があります。
『日本語に一度訳してから習得した英語』は、
分からない英語があったら
英和辞典、和英辞典にお世話になって意味を調べることで習得した英語の事です。
『ネイティブスピーカーの真似をしているうちに習得した英語』は、
日常生活の中でよく耳にする表現を真似することで
いつのまにか自然に使いこなせるようになっていた英語の事です。
というか、単に知らない単語、表現を耳にする機会が多すぎて
調べるのを忘れたり、調べる時間がなかったりしてバタバタ生活しているうちに
気が付いたら習得できていた、という事なのですが。
これは、英語環境で生活をしている恩恵ですね。
前者の方は、実際にその単語や表現を使う時に
頭の中に日本語も浮かんでくることがありますが、
(例えば、That is spectacular!と言いながら
”spectacularって壮観なっていう意味やったよな…”
と頭の中で考えている、という事です。
毎回毎回ではなく、頭の中に日本語が浮かぶ時もあるし浮かばない時もあります。)
後者の方は、日本語ではどういう意味かを調べることなく『英語』として習得したものなので
使う場面になれば何も考えなくてもスラッと口から出てきます。
違った言い方をすれば、日本語でどういう意味かを調べていないので
いざ日本語に訳そうと思っても”なんて訳せばいいんやろ?”と思ってしまいます。
訳そうと思っても日本語に訳せない、訳し方が分からない、という意味で
『ネイティブスピーカーの真似をして習得した英語は『英語』として習得している』
と表現しました。
どっちの英語の勉強法がいいとか、悪いとかではないのですが
『英語』として習得した方が使い方を間違えることはほぼないな、と思います。
日本語に一度訳して覚えた単語は、意味が通じないわけではないけど
ニュアンスがちょっと違っていたりする時があるように思います。
ネイティブスピーカーの真似をしたり、ネイティブスピーカーの英語を耳から覚えるのは
やはり英語圏で生活している恩恵だと思うのですが、
日本に住んでいても映画を英語で見たり、洋楽を聴いたりPodcastを聴いたりする事で
ネイティブスピーカーの英語に触れることはできると思うので、
不可能な事ではないと思います。
もし『英語』として英語を学ぶことに興味のある方はご自身を英語漬けにするのも
いいかもしれませんよ。