カナダ生活9年目に突入=英語での生活9年目に突入
なのですが、
未だに電話が大嫌いです。
出来る限り電話を避ける生活をしていますが
時には『電話しないといけないこと』というのがあり、
そういう出来事が今朝起こってしまいました。
電話を掛けた先は銀行です。
オンラインバンキングにトラブルが発生してしまい
電話を掛けざるおえない状況に陥ってしまいました。
普段は英語で電話することへの苦手意識+ズボラさのせいで
できるだけ電話をかけなくていい方法を考えたり
”今じゃなくてもいっか”
と先延ばしにしたりするのですが、
お金が関わってくると私は素早く動けるみたいです!
”どうしよう…”
などとウダウダ考える間もなく、さっさと銀行に電話をしました。
それなりの英語を話せるようになりたいし、話せる必要があると思う。
最初に対応してくれた方は、
丁寧な対応だったのですがアクセントがきつすぎて
何をおっしゃっているのかよく分かりませんでした。
幸か不幸か?彼は私の問題を解決できそうになかったために
別の人に取次しますと言われ、待つこと数秒。
自分の英語も微妙なくせに、心の中で
『どうか、英語が上手な人が対応してくれますように。』
と待っている間祈っていました。
次に対応してくださったのはネイティブスピーカーの方でした。
対応も丁寧で、問題も解決し、事なきを得ました。
やはり思ったのは、
『電話越しだと、アクセントの強い英語は聞き取りにくいし理解しづらい。』
ということでした。
分からない事があるから電話をしているのに、
分からない事を理解する前に
相手の言っている英語を理解するのに苦しむというね…。
私が非ネイティブスピーカーだから起こる事かもしれませんが
トラブルが発生したからコールセンターに電話をしているという状況では
そもそもイライラしながら電話をしているので、
それに加え相手の言っている内容ではなく英語が理解できないとなると
イライラはもっと増してしまいます。
どんなに丁寧な対応でも、人柄の良さが受話器越しに伝わってきていても
相手の言っている英語が理解できなければ問題解決はできないわけで、
やはりある程度の英語力というのは大切だなと改めて思いました。
と、お客様視点で色々書きましたが、
コールセンターの方も同じことを思っていると思います。
『お客様の問題を解決したい』
と思って受話器を取ってくださると思うのですが、
相手の言っていることが理解できなければ、
解決へと導くことはできないわけです。
そう思うと、私自身の英語力もそれなりに向上させたいと思うし
向上させる必要があると思っています。
私の優先順位は発音とイントネーションを向上させること
語彙力も文法力もどれも大切だと思います。
読み書きも大切だと思います。
でも、私の生活スタイルだと
リーディング力は多少必要ですが
ライティング力はほぼ必要なく、
一番必要なのはリスニング力、スピーキング力です。
語彙が豊富でも、正しい文法で話せていても
アクセントがきつすぎたりイントネーションがおかしくて
伝わらなければ意味がありません。
極端な話、私の経験上
それなりに発音できていれば
語彙力がなくても、言いたい事は伝わります。
語彙力があるに越したことはありませんが
自分が伝えたい事を伝えるのに、
必ずしもたくさんの単語を使わなければいけないという事はないし
簡単な単語でも、数少ない語彙数でも伝えられます。
だから、私は発音・イントネーションの向上をさせることが
英語学習において優先順位が高いんです。
ネイティブスピーカーの方との電話対応中、
トラブルに関する事を説明しつつも
”お姉さん、私の言ってることちゃんと理解できてるかな?
私のアクセント、聞き取れてるかな?”
と思いながら話していました。
問題解決に導いてくれたので、
どうやら理解してくれていたみたいですが
こんなことを思いながら電話しなくていい日を早く迎えたいものです。