人それぞれ英語の勉強の目的も違えば、ゴール設定も違うと思います。
私が英語を勉強し始めた時の目標は
”ネイティブスピーカーみたいな綺麗な発音と、
一人旅を楽しめるくらいの英語力をつける”
でした。語彙が少なかろうが、いい間違えをしようが、
とりあえずカタカナ英語じゃなくてネイティブスピーカーみたいな
綺麗な発音で話すことが出来るようになれたらいいなと思っていました。
でも今はカナダ在住という事情もあり
それなりに英語力をつけなければいけない必要性を感じています。
今の目標は”ネイティブスピーカー並の英語力をつける事”です。
以前に比べれば言い間違えたり、間違った単語や冠詞、前置詞を使う事は
減ってきましたがそれでも間違えない日はありません。日々勉強です。
完璧な英語を話せるようになりたいのは山々ですが
間違いを繰り返してこそ上達するものです。
まず大切なのは”言いたいことが伝わる事”ですよね。
少しくらいいい間違えたって
ネイティブスピーカーの方達は大抵の場合理解してくれます。
接客業の仕事をしてた時のことです。
レジに立ってた仕事仲間がお客さんのお会計をする時に
「It comes with 合計金額」
とずーーーーーーっと言っていました。
本来ならば
「It comes TO 合計金額」
なんです。夫にこの事を言ったら
「状況からして意味は分かるけどIt comes withだと
買った品物と一緒にお金(合計金額)貰えると思う人おるかもな。
そういう風に聞こえるし。」
とのことでした。
実際はどのお客さんもいい人で誰一人として
「あれ?お金ももらえるんじゃないの?」
などと言う人はいませんでした。
こんなに意味が違ってても、案外通じるものです。
ちなみにこの仕事仲間はプライド高めの方だったので、
誰一人として彼女の間違いを正す事はありませんでした。
だからIt comes withと言い続けてはったのですが…。
前置詞を間違えて、全然違う意味でも理解してもらえるんです。
過去形で言わないといけないところを現在形で言ったって
大概はそれまでの会話の流れで分かってもらえます。
(絶対に理解してもらえるという保証はどこにもありませんが。)