私と夫、二人ともが気に入って購入したマイホーム。
立地も間取りもよく、特に天井が高いお台所が気に入っているのですが
この家に一生住むのは無理そうです。
老後を考えると、今の家で生活するのは無理
冬越えするのが大変
見てください、この雪!
私の指5本分以上積もった雪、積雪量は20cm弱というところでしょうか。
”雪が降り終わってから24時間以内に家の前の歩道の雪かきをしなければいけない”
と市のルール(多分、市のルール)で決められています。
もしこのルールを守らなかった場合、最悪罰金が課されます。
私の強い希望で、私たちは歩道が短いお家(=雪かきが比較的楽)を選びましたが
それでも、積雪量によっては雪かきはかなりの重労働です。
たまに”一日一善”という言葉が頭を過り、お隣さんの歩道の雪かきもやるのですが
この日は自分の家の分の雪かきだけで精一杯でした。
雪かきの後はシオ撒き
シオと言っても食用の塩ではありません。
私はカナダで初めての冬を迎える時に”シオを撒く”と聞いて
”食用の?”と思ってしまいましたが。
関西出身の私は雪かきとは無縁の生活だったのでね、知らなくても仕方がない、と
自分に言い聞かせ慰めました。
右の写真がシオを撒いた後です。
凍結防止のためにシオを撒きます。
雪が積もっている状態よりも、溶け始めて凍り始め、凍ってからが危険なんです。
滑ってこけて怪我したり、打ち所が悪くて亡くなる方もいらっしゃるくらいなので
シオ撒きはものすごく重要です。
ちなみに、シオはペットの肉球に優しいシオも売られてるらしいので
今使ってる分がなくなったらペットフレンドリーな方のシオを購入予定です。
雪かきは子供のお小遣い稼ぎ
一度だけですが、数年前に全く知らない、恐らく近所に住んでいる10代の男の子が
”雪かきやります!”
と訪ねてきたことがありました。もちろん、タダなわけがありません。
私は”結構です”と断ろうと思ったのですが夫が
「クリスマス直前やからプレゼント買うのにお金いるんやろ。
俺もこうやってお小遣い稼ぎやってたから、やらしてあげて。」
と言うので、”夫が払うなら、いっか。”と思って雪かきをお願いしました。
(結局、夫は現金を持ってなかったので私が支払いました!)
男の子が雪かきしてる間に夫にいくら払うのが普通なのか聞いてみたところ
「$10ドルでいいんじゃない?」
とのことでした。
でも、うちの家の雪かき、本当に楽ちんな方なんです。
降り積もった量にもよりますが早ければ10分、最長でも20分もあれば終わるんです。
(大きなお家だと30~40分かかることもあるらしいので、
雪かきが楽なのも小さなお家を選んだ特典です☆)
それで$10?
1時間働いて$10稼いでる人もいてるのに、たった10~20分の雪かきで$10?
納得がいかなかったので、それ以来、雪が積もっていたら朝一で自分で雪かきしています。
断るのが苦手なので、最初から雪かき男子を寄せ付けない作戦です。
ちなみに私が自分の家の雪かきをするついでにご近所さんの分もやる時は
お金は頂いていません。”一日一善”を実行するために私が勝手にやっていることです。
私が雪かきをする体力がなくなったら、
近所の若者か業者に雪かきをお願いすることになりそうです。
老後の住処について考える
私も夫も、現在のお家を気に入っていますが
”一生住むことはないだろうな”
と購入した時から思っています。
夫は”田舎暮らししたい”という希望があるからですが、
私は夏の芝刈り、冬の雪かき、家の中の階段、など
違った理由でこの家に一生は住めないなと思っています。
”家を売って夫と二人で老人ホームで生活するのも悪くない”
と私は思っていますが夫は嫌なようです。
ちょっと気が早いですが、
”老後はどうしようかな…。どこに住もうかな…”
なんて事を考えながら、いつもより降り積もった大量の雪をかきました。