引き寄せの法則に関する本を読んでいると
『セルフイメージ』という単語を頻繁に目にします。
今は毎日楽しく暮らしていますが、
鬱っぽく、暗い日々を過ごしていた時期がありました。
それは、私が無意識のうちに書き換えていたセルフイメージが原因だったのかもしれません。
暗い日々を送っていたのは無意識に書き換えていたセルフイメージのせい?
つい最近までの私のセルフイメージ
セルフイメージとは、言葉の通り自分が自分自身に対して持っているイメージの事なのですが
つい最近まで私はとんでもなく低いセルフイメージを持っていました。
- 一人では何も出来ない
- 何をやっても上手くいかない
- つまらない人間
- 何をやるにも自信がない
改めて文字にしてみると、とてもひどいセルフイメージです。
でも、カナダに来た頃はこれとはほぼ真逆のセルフイメージを持っていました。
私のセルフイメージがここまで低くなったのにはハッキリとした原因があり
何年もの月日を経て、ここまでセルフイメージを下げ続けてしまいました。
私のセルフイメージが下がった原因
私のセルフイメージがここまで下がった一番の原因は『英語力』です。
他にも色々と原因はあるのでしょうが、自覚できているのは
今のところ英語力だけです。
大した英語力をつけずにワーホリでカナダに入国した私が悪いと言えば悪いのですが、
ワーホリでカナダに来た時にはまさか国際結婚してカナダに移民することになるなんて
少しも思っていなかったし、心のどこかで
”1年間の滞在なら、あんまり英語が出来なくてもどうにかなるかも?”
と思っていましたし、
あまりにも生活できないようなら、日本に帰るっていう事も考えていました。
実際のところ、友達に助けてもらいながらどうにか生活できていたので
ワーホリ中に大変な思いをした思い出はほぼありません。
当初の予定通り、1年間の滞在で日本に帰国していれば
自分の英語力が原因でセルフイメージを下げることなどなく
むしろ、『1年間滞在できた!私ってすごい!』と、
セルフイメージを上げれていたと思います。
英語ができないことで経験した不便な出来事も
それもまたいい思い出、ということでカナダを去る事が出来ていたと思います。
でも、一生住むことを前提にカナダに住むとなると状況は変わってきました。
日本では楽々できていたことが、カナダでは英語でやらなければいけない、という事で
全てのことが難しいと感じるようになり、
一人では解決できない問題も出てきたりして、
”自分はなんて情けない人間なんだ…”と思うようになりました。
これが私のセルフイメージが下がり始めたきっかけです。
こういうネガティブな事を思う事が多くなるにつれ
無意識のうちに、前述したようなセルフイメージに書き換えてしまっていたようです。
人はセルフイメージ通りの人生を歩むらしい
『人生を変えたかったら、まずセルフイメージを変えることから』
みたいなことが引き寄せの法則関連の本にはよく書かれています。
それは、人はセルフイメージ通りの人生を歩むからだそうです。
ですので、いいセルフイメージに書き換えることで自動的に
自分の望んだ人生を歩めるようになる、という事だそうです。
私の場合は、悪い方へセルフイメージを書き換えてしまい、
その結果、セルフイメージ通りの鬱っぽい、暗い、つまらない人生を歩んでいました。
毎日が暗く、つまらなかったわけではないのですが、
今から振り返るとカナダ生活4年目~つい最近までの3年ちょっとは
あまり楽しい思い出はなく、どんよりとした印象です。
楽しく、前向きに生きようと思えば思うほど空回りをして
何事も上手くいきませんでした。
これも今思えば『何をやっても上手くいかない』というセルフイメージを持っていたからかもしれません。
また無意識のうちにセルフイメージを書き換えていたのか?!
こんな暗い日々を送っていたのですが、
去年の秋くらいから急に気持ちが前向きになり始めました。
カナダ生活4~8年目までの生きる屍時代は、
『あなたも絶対にやりたい事がみつかる!』
みたいな本を読んでも全く効果はなく、むしろ逆効果で
”私に限っては、絶対にやりたい事なんて見つからない”
と思っていました。
本当に、一生かけてもやりたい事なんて見つからないと思ったんです。
今から思えば、相当病んでいたという事なのでしょうね。
人によるかと思いますが、
私の場合は魔女の宅急便に出てくる絵描きのお姉さんが言ったように
『何もやらない』というのが合っていたようです。
探して見つからないのなら、探すのを止める。
すると最近になって、突然やりたい事が見つかりました。
やりたい事を探すのにも疲れ、ボケーっとする時間をたくさん取ったことがよかったのか、
ノートを活用して色々と思う事や願望を書き綴る事で
気持ちが上向きになる事が多くなったのが良かったからか、
いつの間にかまた少しはマシなセルフイメージに書き換えることに成功したようで
生きる屍時代から脱出できたようです。
ツラかったけど、結局は自分が引き寄せていた事
生きる屍時代は精神的に本当に苦しかったのですが
結局はそういう状況を自ら引き寄せていたようです。
今振り返ると、そう思います。
折角気持ちが上向きになってきたし、やりたい事も見つかったので
もう2度とセルフイメージを下げないように意識して生きていきたいものです。