お隣さんから急に
「家売ってくれへん?」
と言われたことで、 私と夫の2回目のマイホーム探しが始まりました。
その後、新たな展開がありました。
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マイホームは資産だけれども扱いづらい資産だな、と思った件。
やっぱり、私の予想通り。
先々週末に夫とお家の内覧に行って
私も夫も気に入ったお家があったので
夫がお隣さんに
「ほんまに、うちの家買う気あるん?
家探ししに行って、 気に入った家見つかったから売ってもいいけどどうする?」
と最終確認をしました。
すると、お隣さん
「ゴメン、やっぱり金銭的にきついから、この話はなかったことにして欲しい…。」
と夫に言ってきました。
『やっぱりな、こうなると思った。』
というのが正直な感想です。
夫には、お隣さんが
『家を売って欲しい』
と話を持ち掛けてきた時に
「悪いけど、私はお隣さんの言う事あんまり信じられへんから
ほんまにうちの家を買うお金があるのか証拠を見せてほしい!
ほんまにお金があるのか証拠を見るまで、私はお隣さんの言う事信じられへん。
『家売って』って言ってるだけで、どこまで本気か分からんで?
結局、『気が変わった』とか言いそうやし。」
と言ったんです。
でも夫は元々 暮らしをダウンサイズしたい願望があったところに
タイミングよくお隣さんから
「お家売ってくれへん?」
と持ち掛けられたため
浮かれて舞い上がってしまって
「そんな事言うけど『ここにあなたのお家を買うお金があります。』って現金とか
銀行の残高見せてくれると思ってんの?そんなわけないやん!
お隣さんがお金ある、っていうねんからお金あるんやって!」
と言い返してきました。
でも結局私の予想は的中しました。
お隣さんは うちのお家を買うお金があると言ってたくせに
『金銭的に無理』
という理由で
自分から持ち掛けてきた話を 白紙に戻して欲しいと言ってきました。
マイホームは資産だけれどもすぐに現金になるわけではない
夫は、今のマイホームを売って見つけたドリームハウスに引っ越したくて仕方ないようです。
引っ越すことを想定して、職探しまで始めました。
でも夫のドリームハウスを購入するには、
現在のマイホームを手放す必要があります。
購入した時には
『立地もいいし、売ろうと思えばすぐ売れるやろう!』
と思っていたのですが、
現在のカナダは景気が悪く 家を売りに出してもなかなか売れないのが現状です。
私の友達は1年以上前に 家を売りに出しましたが 未だに買い手が見つかっていません。
それに、 不動産屋さんに頼んで家を売るとなると 仲介料もかかるし
家の中を綺麗に片付けして 内覧しに来てもらえる状態にする必要もあります。
売り手によっても違いますが、
ミニマリスト並みに 家の中をガランガランにする売り手さんもいらっしゃいます。
(その方が、お家が広く見えるからだと思います。)
お隣さんが我が家を買う事になった場合は
不動産屋さんへの仲介料も必要ないし、 内覧のために家を片づける必要もなく
家の売買の書類関係の手続きをして 引っ越せばいいだけだったのですが、
どなた様かに買って頂こうと思ったら
やらなければいけない事がいっぱいあって 思いの外大変です。
そして、売りに出したところで 売れるかどうかの保証なんてありません。
こちらが買い手さんの希望価格で 売却を承諾すればすぐに売れるのでしょうが
夫も私も『最低でもこの金額』という 売却希望価格があるので、
売却は思っているよりもずっと 大変になるかもしれません。
夫はそのことを分かっているのか 分かっていないのか、
気持ちはもうドリームハウスの方に向かってしまっていて
我が家を売るための準備を着々と始めています。
マイホームは資産だとは言うものの、
年々お家の値段だって変わるし
売りたい時に自分の希望している価格で 売れる保証はないし
扱いづらい財産だなとしみじみ感じています。
日本だと、マイホームを買ったら 一生住むことを前提で買う方が多いと思うので
マイホームを扱いづらい資産だと 感じる方は少ないのかもしれませんが。
お隣さんが我が家の購入をしないことになったので、
一件落着かと思いきやそういうわけにはいかなさそうです。