カナダは自然豊かで住みやすい国だと思うのですが、不便な事もあり、
郵便サービスが信じられないほど適当で、雑です。
カナダって、一応G7のうちの1つに含まれる先進国やんな?と疑いたくなります。
そして、こんな雑なサービスなのに送料がバカ高いです。
カナダの郵便局(CANADA POST)で働いている人全員が
仕事が雑で適当というわけではないのですが、
私の経験上、そういう人たちが多いように思います。
カナダの雑な郵便サービス
CANADA POSTを利用する際に覚悟しておきたい事
- 荷物が届くかどうか定かではない
- 速達だからといって確実に届くわけではないし届くまでに10日以上かかる時もある
- 荷物が雑に扱われる
- トラッキングナンバー(追跡番号)はあるに越したことはないけど頼りにならない
- 送料がビックリするほど高い
- 電話、若しくは郵便局での対応は高確率で横柄
これまでに何度もCANADA POSTと戦ってきました。
CANADA POSTに対して不満があるのなら利用しなければいいだけのことなのですが
送るものはともかく、CANADA POSTを利用して送られてきたものに対しては
私ができることはありません。
届かなかった場合は、CANADA POSTと戦わなければいけません。
日本では考えられないカナダの郵便局のサービス
- 受け取りの際にサインをしないといけないはずなのに、配達員が勝手にサインをして荷物をお隣の家の前に放置していったため、お隣さんの子供(10歳くらいの子だったので読み書きは絶対にできたはず!)に勝手に開封されていた。戦った結果、「勝手に開封されていたとはいえ、手元に届いたんでしょ?じゃ、それでいいやん。」と言われたのみ。
- 『絶対に3日以内にお届け』という一番高い速達で送ったのに、届かず。夫が戦った結果送料を全額返金してもらう事に成功。
- 両親が速達で送ってくれた荷物がなかなか届かないので追跡してみたら、なぜか『送り主の元へ返送中』と表示されていて、危うく日本に送り返されそうになった。CANADA POSTに電話したところ、「追跡番号があったって、こちらでできることはありません。」と全く役に立たない返事をされる。でも、どういうわけか、数日後無事に我が家に到着。ちなみに宛先の住所も名前も完璧に記入されていたので、なぜ日本に荷物が送り返されそうになったのかは不明です。
- 不在票が入っていたので郵便局に荷物を受け取りに行ったら、荷物がボコボコで穴まであいていた。郵便局の人に「荷物に穴が空いてるんですけど?」と言ったら「梱包の仕方が悪いからでしょ!送り主にそう言ってください。」と言われた。謝罪はなし。
- 関税がかかっている荷物は、関税を支払ってもらう手続きをしてもらうのが面倒なため不在票だけをポストに入れて去っていこうとする配達員。私、耳がいいので誰かが玄関にいる気配を感じたので外に出たら配達員がちょうど不在票を残して去っていこうとするところでした。「ドアをノックするかピンポン鳴らしてくれた?」と聞いてみたところ「ピンポン鳴らしたんやけど…」と言われたので「おかしいね。何も聞こえへんかったわ!」と言ったらバツが悪そうな表情をしてはりました。ちなみに、この人は我が家のエリアの担当の配達員のようなのですが荷物を蹴ります。しかも私の目の前で。どうりで、たまに箱がボコボコなわけです。その上、「ふぁっく(お行儀の悪い単語なので、ひらがな表記にしてみました。)」と言って去っていきました。
- 友達が昨年の初夏に送ってくれた荷物がまだ届かず。気長に待ちます。いつか届くかも!
ちなみにですが、日本では時間帯指定お届けや再配達などのサービスがありますが
カナダにそんなものは存在しません。冷凍便も当然ながらありません。
国土が広いので仕方がないと言えば仕方ないのかもしれませんが
再配送くらいはして欲しいと秘かに思っています。
(Fedex,DHL,UPS等はこういうサービスやってるかもしれません。)
私なりの対策
対策①サインは日本語で!
サインは必ず日本語でするようにしています。
元々何でも日本語でサインをしていたのですが、
配達員に勝手にサインをして荷物を放置されていって以来、
徹底して日本語でサインをしています。
旧制だと名前が全部漢字なので漢字を書ける人はマネをしてサインすることができましたが
現在は夫の姓を名乗っていて、それがカタカナ表記なので日本語を書ける人以外、
サインを真似するのは困難かと思われます。
クレームをする際にも
「私は日本語でサインをするので、誰かが私になりすましてサインをしていったみたいなんですけど!」
と、抗議をする事が出来ます。
対策②とりあえず問い合わせをしてみる
CANADA POSTに「今日届くはずの荷物がまだ届いていないんですけど!」と電話をしても
「追跡番号で追跡しましたか?そこに表示されている事しかこちらも分かりません。
私達にできる事は何もありません!」
と言われるのは分かっているのですが、
「今日届くはずの荷物が届かないのはあなたのせいでないのは分かっているのですが、
何か対策できそうなことはありますか?」
と丁寧に聞いてみると、なぜか2,3日後に荷物が届きます。
荷物が届かないとイライラしますが、落ち着いて穏やかに電話をすると
なぜか数日後に荷物が届くので闇ルート?で何か対策してくれてるのかな?と疑っています。
(届かない事もあるかもしれませんが。)
対策③送料は高いけど速達で送る
CANADA POSTの場合は速達で送らない限り追跡番号がありません。
もし荷物を紛失された場合は、中身は返ってこなくてもお金を返してもらえるのと
荷物がどこにあるかを知ることができます。
すごく不思議なのですが、日本からカナダに荷物を送るよりも
カナダから日本に荷物を送る方が送料が高いです。
同じ大きさ、重さ、距離なのに、この金額の差はなんなのでしょうか?謎です。
この記事を書こうと思ったきっかけが、今日突然実家から荷物が届いたからなのですが
荷物がすごいことになっていました。
荷物がスヌーピーの切手だらけ。笑
誰が貼ってくれたのか分かりませんが、ご苦労様です。
途中で面倒になったようで一部、切手シートごと貼ったようです。
送料が7300円だったので89枚のスヌーピー切手が貼られています。可愛いです♡
いつもの配達員のおばさんが今回はピンポンを鳴らして届けてくれましたが、
荷物をまた目の前で蹴られました。相変わらず仕事が雑です。
両親に日本郵便を利用しないようにお願いしたのですが
(日本郵便がカナダまで届けてくれて、カナダに着いたらCANADA POSTが荷物を引き継いで配達するからです。日本郵便には全く非はありませんし、いつもいいお仕事していただいています。)
やや田舎に実家があるので他の郵送会社を利用するよりも
郵便局を利用するのが便利ということ、
親戚に郵便局員がいてるので売り上げに貢献したい、ということで
両親は日本郵便を利用しています。
なんやかんやとCANADA POSTの不満を書き連ねたのですが
冬は-40度の中配達してくださって、ありがたいなーと思っています。
感謝はしていますが、やはり仕事が雑で適当なところはあるのも事実です。
おまけ:カナダに来たばかりの私がやった失敗
カナダから手紙を送る時の宛名の書き方を知らなかった私がやらかしたミスです。
↑正しい宛名の書き方です。
左上に自分の住所(送り主)、真ん中に宛先を書きます。
でも、カナダに来たばかりの私はこのことを知らなくて
張り切って10通ほどお手紙を書いて日本に送ったのに、宛先の書き方を間違えたので
後日8通くらい戻ってきました。(なぜか、ちゃんと日本に届いたものもあり不思議です。)
真ん中に宛先を書いて、封筒の右下に自分の住所を書いたんですよね。
そしたら郵便局の方が真ん中に書いてある住所が送り主の住所、
右下に小さな文字で記入した私の住所が宛先だと思ったようで
私の住所当てに手紙を送り返してくださいました。
見覚えのある文字、封筒の束が届けられたのでビックリしたのを覚えています。
まだまだCANADA POSTネタがあるのですが
今回の記事は長くなってしまったので、また今度書きたいと思います。
よろしければ、こちらの記事もどうぞ。
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