そらまめの、つぶやき。

思った事、感じた事、その他もろもろ。~ただ今、英語の勉強中。~

【家の売買】リアルターを使うメリット、デメリットと不動産業界のあれこれ。

前回の記事の続きです。

今回の記事も、全て私の体験談、私個人の意見なので

それを踏まえて読み進んでいただくよう、宜しくお願い致します。

 

私達は、家を売却する時には結果的にはリアルターさんには頼らず、

家を購入した時にはリアルターさんを頼りました。

 

まず、リアルターさんが何をしてくれるのかと言うと…

売却する時

  • 不動産屋さんのHPに載せる、家の写真の撮影
  • オープンハウスの実施
  • 内見者の案内
  • 買い手がついた場合、諸々の書類手続き

思いつくのはこのくらいです。

途中でリアルターさんとの契約を解除したので、

これ以外にもやってくれる業務があるのかもしれませんが、分かりかねます。

 

購入する時

  • 見たいお家への案内
  • 購入者の希望価格に沿った、希望の物件探し
  • 購入を決めた時には、諸々の書類手続き

ざっくり、この3点だと思うのですが

『見たいお家への案内』というのは、

アルターさんにとっては大変なお仕事だと思います。

私達の場合は、リアルターさんが1日がかりでお家の内見に連れていってくださいました。

この1日で内見した物件は10件以上あったかと思います。

その後も、私たちがネットで見つけた『見てみたいお家』に後日案内してもらいましたし、

かなりお世話になりました。

 

アルターさんを利用した一番のメリットとしては、

『諸々の書類手続きをやってくれる』

という事でした。

家を売却した時には私たち側にも買い手側にもリアルターさんがいなかったので、

全てを自分たちでやらないといけなくて、それがかなり面倒でした。

今思えばそんなに複雑な書類ではなかった気もするのですが、

買い手側の方が書類をきちんと読んでいなかったので、

手付金の小切手を手配し忘れたり、記入に不備があったり

弁護士さんを怒らせたり…と、なかなかスムーズに進みませんでした。

でも、家を購入した時にはリアルターさんが手取り足取り色々と教えてくださったので

不備もなく、何もかもがスムーズに進みました。

 

じゃ、リアルターさんを利用するデメリットはというと、

やはり高額な手数料かと思います。

一応”家の売り主が手数料を払う”ということになっているのですが、

前回の記事でも書いたように、家の売り主側は

手数料を支払う事を念頭に入れて売却価格を設定しているので

結果的には売り手側も買い手側も手数料を払っているという事になると思います。

 

 

アルターさんと言ってもね、本当に色んな方がいるんですよ。

私達が家を買った時にお世話になったリアルターさんは、

経験も知識も豊富な上に人柄もいい敏腕リアルターさんだったんですが、

こんなリアルターさんはほとんど存在しないと思います。

 

一方、家を売り出し中に関わったリアルターさんの80%は

プロ意識も一般常識もなく、欲むき出しでがめつく、態度の悪い人たちでした。

アルターを利用せずに家を売り出していた私たちに対して

 

「リアルターなしで家を売却するなんて、絶対に無理やから!」

 

という脅しの電話がかかってきた回数、数えきれないほどです。

こんな電話をかけてきたリアルターさんたちは私達を脅しているつもりはなくて

『リアルターなしで家の売却は不可能やで。でも、私を雇ったら売れるで!』

と、自分を売り込んでいるつもりだったんでしょうけど、

こんな口の利き方をするリアルターさんを利用したいと、誰が思うのでしょう?

 

中でも私を一番怒らせたのは、孫(推定年齢3歳)を連れてきたリアルターさんでした。

この方は事前に

「どうしても孫の面倒を見ないといけなくて、

クライアントを連れて内見に伺う時に孫を連れていきます。」

と一報くださってて、私も夫もそれを承諾していたのですが

このお孫さん、私たちが所有しているモノの中で唯一高価な、

一人掛けソファで大暴れしていました。

誰にも座って欲しくなかったので、

ソファの上にブランケットやクッションを多めに置いて

一応『座れない状態』にしていたのですが

お孫さんがそれらを全部床にぶちまけた上に、

ソファの上で暴れていたんです。

内見者の方が小さなお子さんを連れてきた場合、

こういう事が起こるかもな…と予測はしてましたし、

そんなに大事なソファなら貸倉庫にでも入れておけばよかったのに、

と言われればそこまでなのですが

まさかリアルターさんのお孫さんがこんなことするなんて

お孫さんに対する監督不行きも甚だしいし、

大体、孫を連れて職場に行くなんてプロ意識も欠け過ぎやろ?とブチ切れました。

しかも、お孫さんのお顔にピーナツバターがべったりくっついていたみたいでね。

大事なソファやブランケット、クッションにピーナツバター付けられなくて

不幸中の幸いでした。

 

※なぜ、私たちがこの一部始終を知っているかと言いますと、

家の中に防犯対策を兼ねて3つほど監視カメラを設置していたからです。

 

多分、日本だったらこんなことないと思うんですよね。

久々にカルチャーショックを受けた瞬間でした。

 

全てのリアルターさんを非難しているわけではありません。

とても礼儀正しくて、対応が丁寧なリアルターさんたちもいます。

でも、デキるリアルターさんは少ないように思うので

家の売買をする際にリアルターさんを利用すると決めた場合は

アルターさん探しをきっちりと行う事をお勧めします。