ここ数日間、
やたらと丸亀製麺のおうどんと半熟卵の天ぷらが食べたくて
『日本食を食べるためだけに数日間ふらっと日本に帰れるような
経済的にも時間的にも余裕のある生活できたらいいな。』
って思うようになりました。
そう思い始めてから
丸亀製麺のおうどん以外にも
こんにゃくとか、ラーメンとか美味しいお豆腐とか
日本で好んで食べていたものがどんどん恋しくなってきて
そうすると、
自分の食べたい物が食べたい時に食べられない環境で生活していることが不思議になってきて
つい夫に言ってしまったんですよ。
「なんで、こんなカナダの田舎に住んでるんやろう。」
って。
文章だと感情が伝わりづらいので
愚痴っぽく聞こえるかもしれませんが
愚痴ではなくて
『カナダに移民してきただけでも予想外の展開やったのに、
こんな田舎で生活をすることになるなんて、
もっと予想外で、面白い展開やなぁ!』
という、『人生って、どうなるか分からないから面白いよね。』といった
どちらかというとポジティブな感じで言いました。
でも夫にはそうは聞こえなかったようで
「ここでの生活大嫌い?」
と心配そうに聞かれてしまいました。
「別に大嫌いじゃないけど。」
と答えると
「じゃ、嫌い?」
と、夫。とてもしつこい。
私は正直に
「嫌いでもないけど。
でも、私にとっては日本の方が住み心地がいいから
日本以外に住み心地のいい国はないと思う。」
と答えました。
夫は黙ってしまったので、
「だって、私は日本で生まれ育ってるから
やっぱり日本の方が生活しやすいし言葉の壁もないし
それは仕方のないことやん?
それにここにはカラオケもないし。」
と言うと、
「毎週木曜日、あそこ(公民館みたいなところ)でカラオケやってるで!
行けばいいやん♪」
と、夫…。
近所で毎週木曜日、カラオケできることを夫が知っていた事に
ビックリしました。
で、私は私で
「でも、日本の曲はないやろ?英語の歌なんて歌いたくないし。」
と言うと、
「そこは我慢して!カラオケに行きたいんやろ?
曲は何でもいいやんか!」
と、夫。
私ね、カラオケは高校生の時にはよく行っていたのですが
社会人になってからは行かなくなったので
別に本当にカラオケが恋しいというわけではなくて
『日本ではいつでも行けたけどカナダではなかなか行けない場所』という意味で
なんでか分からないんですけどカラオケって言っちゃったんですよねぇ。
っていうか、
『我慢して!』
って何やねん!と思いましたよね…。
でも、
「ないものは仕方がないから我慢して!」
と言われたんじゃなくて
「木曜日にカラオケできるで。」
と提案してくれたことは、とても嬉しくて有難かったです(´▽`)
以前はこういう話題になった時、夫は不機嫌になり
私は元々日本が恋しくてイライラ気味だったのが
不機嫌な夫を見てもっとイライラしていたのですが
最近では笑いも交えながら話せるようになってきて
夫も私も成長したなーなんて思います。