そらまめの、つぶやき。

思った事、感じた事、その他もろもろ。~ただ今、英語の勉強中。~

【自分軸】勘違いしていた、”自分のため”の行動。【5年前の私へ。】

◆5年前の私へ。◆
2021年の私から、2016年の私に伝えたいことを綴っています。

私の夫は、
喜怒哀楽が激しめです。

”喜”と”楽”が激しめなのはともかく、
”怒”と”哀”が激しいのは
同じ空間にいるのが苦痛になる時もあり
なかなか厄介です。

ですから私は、
【できるだけ夫の機嫌を損ねないように。】ということに
全力で取り組んでいた時期がありました。

それがちょうど、5年くらい前の事。

夫の機嫌がいい。

それは私にとっても、有難い事。

結局は、自分のため。

こういう風に捉えていたので、
本当はやりたくない事とかも

『夫に機嫌よくいてもらうためだから。』
『夫の機嫌がいいのが私の望みだから。』

と、やってしまっていました。
自分だって、相当疲れていたのに。

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失敗からの学び

今から思っても、

『大失敗だったなぁ。』

と思うのは、

『夫が欲しい物はできるだけ買えるように。』

と、資金を工面してしまった事です。

私もそこそこ物欲が強い方ですが、
夫の物欲は私のを相当上回っています。


私はここでもまた

『夫の機嫌がいいことは私の望みだし、
夫がご機嫌でいてくれれば私も嬉しいから
結局は、自分のため。』

と、独身時代のへそくり貯金を崩しては
夫の欲しい物を買えるように
お金を工面していました。

だけど、
へそくり貯金がかなり減ったタイミングで

『夫の機嫌を取るために
夫の欲しい物は買えるようにしているのに、
夫の機嫌がよくなるのは物を買った時だけで
また機嫌が悪くなるやん。』

と気付き、
自分の欲しいモノすら満足に買えていないのに
夫にばかりお金を渡すのが
ようやく馬鹿らしくなって
夫の欲しい物を買えるようにするのも止めました。


自分では
貢ぎ体質だと思っていなかったのに、
夫に貢いでばかりの自分に気付いて
ショックを受けたのもあったんですよね。

『この状況をどうにかしたい!』

という気持ちが強まっていきました。


イタイ経験ですが、

『私って、貢げるほどの器が大きい人間だったのか!』

と思ってしまう私もいます。

必要以上に巻き込まれない

結局、【勘違い自分軸】のせいで
痛い目に何度も遭ったのですが、
この経験のおかげで

『人に、必要以上に巻き込まれないこと。』

を学びました。

生活するための支払いができない、とかは
夫と二人でどうにかしていく事だと思います。

でも
夫に欲しいものがあって、
でも買うためのお金がなくて、
それで不機嫌になっていたとしても
私には関係のない事ですから、
夫の不機嫌に巻き込まれることなく
私は自分のご機嫌を取り
私は私であることが
本当は私に必要な事だったのだと今は思います。


怒りや悲しみだって
私が共感できる内容の時もありますが、
私は夫ではないので
状況の受け取り方や感じ方は違います。

だから、
夫に過剰に寄り添うわけでも
同調するわけでもなく、
かといって見放すわけでも勿論なく、
夫が自分の感情を出しやすい環境を作って
見守る事が私にできる事なのだと思っています。

夫が弱音を吐きたい時には
思う存分吐いてもらいたい。

だから、私は夫の悲しみに巻き込まれるわけにはいかない。

夫の怒りは…。

私とお怒りポイントが違うので
何で怒っているのか分からない時が多いので、
夫の気が鎮まるまで放置です。


5年前の私は、
自分が思うベストを
毎日実践していました。

でも、
結果的に自滅行為でしかないという事に
ここには書ききれないほどの経験を経て学びました。

無駄な事なんて、一つもないですね。