そらまめの、つぶやき。

思った事、感じた事、その他もろもろ。~ただ今、英語の勉強中。~

【感情】感じ切り、出し切る。【5年前の私へ。】

◆5年前の私へ。◆
2021年の私から、2016年の私に伝えたいことを綴っています。

感情って、
自分の素直な反応だから
すごく大切だと思っています。

『今、ここで怒りをぶちまけたら事が悪化するから。』

とか、
何かしらの理由があって
感情をコントロールする場面はあるかと思いますが、
基本的には

『プレゼントを頂いたから喜ぼう!』

などと
自分で感情を選ぶことはなくて、
出来事に対して
勝手に反応していると思うんですね。


だから、それが自分の本音で本心。
素直な反応。

すごく、貴重だと思います。

それなのに、
怒りや悲しみ、寂しさなど
【負の感情】と呼ばれているものは
できるだけ感じないように
振舞おうとしてしまいます。

【負の感情】は
ほとんどの方にとって
不快なものでしょうから、
不快な気分になりたくないという理由で
感じないようにする時もあると思いますし、

『怒ると、そのエネルギーと同じものを引き寄せてしまうから。』

と、
引き寄せの法則みたいなやつを気にして
感情に蓋をする場合もあると思います。

怒りに震えているのに
怒っていない事にしてしまったり、
泣きたいのに
泣くのをこらえてしまったり。

その場しのぎのために
仕方ない時もあると思いますが、
こうやって感情に蓋をし続けると
経験上、
どんどん苦しみの渦に飲み込まれて行くように思います。


自分の反応を
なかったことにして
無視ししてしまっているわけですから、
自分に対して優しくできていませんよね。

これは、
負のエネルギーを放出するよりも
質の悪い事だと思います。

そして、更に奈落の底に落ちてしまう
やってしまいがちなやつが、
悲しくて仕方がないのに
エネルギーを切り替えようとして
無理矢理感謝ワークをしたり、
【在る】を見て
自分を満たそうとする行動。

感謝もね、
しようと思うものではなくて
溢れてくる感情だと思うんですよ。

それを、
無理矢理感じようとするのは
自分イジメだと思うんですよね。

これね、
昔の私がよくやっていて、
そして余計にしんどくなっていたやつなのですが。

【無理矢理】は、
心身へのダメージが大きいです。

無理矢理感謝してみたところで、
感謝への純度も低いと思いますし。

たくさん悪あがきをして
辿り着いた結論は、
【どの感情も、味わい尽くして感じ切る。毒は出し切る。】
これに尽きるという事。

不快な感情を感じ切るのは
楽しい事ではありませんが、
エネルギーを切り替えるには
一番の近道だと思っています。

思う存分腹を立てて
怒り狂った後には、
不思議ですが
【在る】に自然と注目できて
そして感謝ができるようになります。

泣きたければ、涙が枯れるまで泣けばいい。

勝手に涙が出てくる時、
それは
それなりの理由があるからだと思います。

カナダに来てから知ったのですが、
涙って、本当に枯れるんですよ。

泣き続ける事もできませんから、
泣きたい時は思う存分泣くに限ると思います。


2年くらい前からかな?
詳しくは覚えていないのですが
【いい】【悪い】のジャッジをするのを
やめるように心掛けているんですね。

出来事は出来事でしかなくて、
それに対して【いい】【悪い】と
意味付けをしているのは私たち。


ジャッジしない事に慣れてきた今、
【負の感情=悪い】とも
思わなくなりました。

だから、どんな感情も
自分の素直な反応として
貴重なものだと捉えています。

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