昨日、
義弟について書きました。
今日は、
義母の事も交えて書いてみようと思います。
義母は母性本能の塊のような方で、
とにかく子供が大好き、
お世話をしたり
頼られるのが大好きです。
結婚した当初から
義母からコッソリ、
「同居したいから、あの子(夫)を説得して欲しいんだけど。」
と、頼まれ続けています。
そんな義母の願望を
夫も知ってはいるのですが、
夫は夫なりに
色んな思いがあって
なかなか首を縦には振りません。
義母は義母で
とりあえず願望は口にしているものの、
夫には夫の望む幸せがあり
それが自分の願望とは
一致していない事を理解しているので、
同居を無理強いしたり
何度も頼む事はありません。
義母、夫、義弟。
この3人を見ていると、
なんやかんやで
バランスが取れているなと思うんですよね。
共通しているのは、
みんな在りのままで
願望に素直で在る事なんです。
【国民性】というラベリングをするのは
あまり好みではないのですが
やはり国民性は存在するなと感じています。
日本人は周囲の事を気にし過ぎて
というか、思いやり過ぎて、
自分の願望を口にする事はおろか、
望む事すらも
自分に許可できていない事が多いなと、
カナダに住んでいてよく思います。
日本人って、
めちゃくちゃ思いやりに溢れていて
優しいんですよね。
空気を読めたり、
繊細な気遣いも出来るし。
カナダに来て以来、
日本の事も日本人である事に対しても
誇りに思う事が増えました。
話は戻って、
夫は義母の【同居】という願望を
満たしてあげる事はできていませんが、
その分義弟が義母に甘えまくり
頼りまくりなので、
義母はそこそこ満足そうです。
それに
義母が本当の本当に望んでいる事は
【息子が幸せである事】。
これに尽きるんですよね。
夫は自分の好きなように生きていますが、
そういう生き方を、
自分の幸せな姿を見せる事で
この部分に関しては
義母の願望を満たしています。
実際、義母が
「同居したいけど、
あの子は今の生活が幸せそうだから。
無理強いはできない。」
そう、言っていました。
本人たちは、
若干の罪悪感を感じたり
満たされない気持ちを抱えているように
見える時もあるのですが、
第三者の私から見ていると
本当の望みは叶っているし
バランスが取れていて
上手くいっているなーなんて思います。