そらまめの、つぶやき。

思った事、感じた事、その他もろもろ。~ただ今、英語の勉強中。~

【ないものねだり】ないものは、ない。諦めよう。

今回のタイトル、
【ないものは、ない。諦めよう。】
これは、
過去の自分と
夫に対して
思っている事です。

夫も義弟も
お母さんが大好きです。

三者の私から見たら、
義母は夫にも義弟にも
平等に接しているように思います。

だけど夫は
そうは感じていない様子で
とても不満そう。

「あいつ(義弟)ばっかり…。」

と、たまに不貞腐れています。

子供時代のあれこれを
未だに抱えているのかして、
大人になった今でも
両親から注がれる愛情や
注目度の量、その他諸々が
気になるみたいです。

でも、仕方がないんですよ。

義弟は末っ子で
しかも、
他の兄弟とは
随分と年が離れているので
義母にとっては
他の子供とは違った
特別な可愛さがあるのでしょうから。

夫には【末っ子】というブランドはないので
ここはもう、諦めるしかないわけです。

世の中には
手に入れるのが不可能なものもあって、
末っ子ブランドもその一つですから。

義母は母性本能の塊で、
誰かのお世話をするのが大好きだし
頼ってもらえることが生きがいなので、
義弟のような
頼りなさが漂う子は
放っておけないし、
義弟が甘えて来てくれるので
それがまた
可愛いんだと思います。

ただ、
義両親からヘルプ要請が来て以来
夫にも変化が出てきました。

もはや、

「弟ばっかり可愛がってもらってる!」

とかグチグチ言っている場合ではなくなり、
夫は夫のできる事を
精一杯やる必要に迫られているわけです。

数年前までは、

「弟の事をあんなに可愛がってるねんから、
自分たちが困った時は弟にヘルプ要請すればいい!」

と、言っていた夫ですが
いざ頼ってもらえると
とても嬉しかったみたいです。

今、義両親は夫に
めちゃくちゃ感謝をしています。

夫が求めていたのは
両親からの膨大な愛情や
注目かもしれませんが、
【感謝の気持ち】を
たくさん受け取って
それはそれで嬉しそうです。

夫は甘え下手ですが、
頼りがいのある人です。

手先が器用だから
何でもできるし、
行動力もあるし、
義両親にとっても
子供の中で一番頼りがいがあるのだと思います。

他の子ども(夫の兄弟)には頼めない事を、
自分に頼んでもらっているという
優越感などもあるからか
夫はご機嫌です。

やっぱりね、
ないものを求め続けたり
手に入れようと頑張っても
しんどいだけなんですよね。

こうやって
自分にあるもの、
生まれ持った資質を活かすと
心地よい循環が生まれるのだと、
また、感じました。

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