本当に相手の事を思うのなら、
いたずらに心配をしたり
お節介を焼くのではなく、
信頼してそっと見守る方が
相手のためになると思っています。
少なくとも、
私はそうしてもらいたい。
本人が取り組まなければいけない事、
本人が自分で乗り越えなければいけない事って
存在すると思うんですよ。
その姿を
ただ見守るというのは、
心が張り裂けそうで
苦しい時もあります。
相手の事を
大切に思えば思う程、
『何かやってあげたい。力になってあげたい。』
そう思うものです。
だけど、
ただ相手を信じて
静かに見守り、
相手が助けを求めてきた時には
いつでも力になれるように
スタンバイしておく事だって、
相手のためにやってあげられる
”何か”だと思います。
自分以外の誰かが
自分の事を信頼して、
いつでも味方でいてくれるって
めちゃくちゃ心強い事だと思うから。
相手の事を心配している時、
『相手の事を思いやる事ができている自分。』
『誰かの役に立てている自分。』
それを実感する事で、
自己満足して
自分の存在意義を
感じたいだけなのではないか?
そう思ってしまう時があります。
当然、時と場合によりますが。
何もせず、
ただ見守るのは苦しい。
だけど、
いざと言う時に
助けてあげられるのなら話は別。
何もできる事がないから、
ただ見ているだけ。
これが一番、つらい。