私は自分の事を
悲観的な人間だとずっと思っていました。
悲観的で在る事に対して
悲観する事もなく、
自分が悲観的であることを
受け入れていました。
だけどある日、気付いたのです。
私はただただ
安心感を得たいだけなのではないか、ということに。
例えば海外旅行。
英語もロクに話せないくせに
一人で海外に出掛けていた私。
『もし、〇〇が起きたらどうしよう。』
そういう事を常に考えていました。
一見、悲観的な思考に思えるけれど、
最終的に私が辿り着いていたのは、
『○○が起こるかもしれない。
その場合は、こうやって対処すればいい。
だから、大丈夫。』
という結論。
リスク管理をして、
安心感を得るために
悲観的な事を考えていたのだとしたら、
私は悲観的なのではなくて
むしろ楽観的なのではないかとすら思えました。
ちなみに現在は
自分の事を悲観的とも楽観的とも思っていません。
日によって変わるし、
対峙する出来事によって変わるから。
そして、
悲観的な事がダメとか
楽観的である方がいいとも思っていません。
悲観的になれることで
リスク管理をできる事があるし、
楽観的であるがゆえに
とんでもないトラブルに巻き込まれ
対処できなくなる場合とかあると思うから。
いい・悪いなんかなくて
捉え方次第ですよね。