ひょんなことから、
こちらのマンガを見つけました。
トピック的に、
私に無関係なわけではないので
勉強がてら読んでみたのです。
P178~P180に達した時、
血の気が引くくらいに
大反省しました。
「当事者じゃないのに、私の気持ちなんかわかるわけない!」
これ、
私が何度も夫に投げつけたセリフです。
夫が寄り添おうとしてくれていた事も
私の状況を理解しようとしてくれていた事も
分かってはいたのですが、
『同じ経験をしていない夫に、私の気持ちが分かるはずない。』
そんな思いの方が大きすぎて、
自分の事に必死過ぎて
夫の気持ちを無下にしてしまっていました。
夫は当事者ではなかったけれど、
私は夫の人生の一部になっていたわけだから
当事者ではないとも言いきれないと、
今頃気付きました。
深く反省です。
当事者にしか分からない苦しみやツラさがあります。
だけど、
大切な人を見守る事しかできない
苦しみやツラさだってあります。
どちらもしんどいですよね。
そういえば
いつの日からか、
「当事者じゃないのに、私の気持ちなんかわかるわけない!」
このセリフをあまり言わなくなりました。
そのきっかけは、
夫が病気になったり怪我をしたり
救急に運ばれることが続いた事のような気がします。
その時の私は
夫の事を見守る事、身の回りのお世話と、
回復を祈る事しかできませんでした。
自分の無力さを嘆いたし
何もできない事が
こんなにもツラい事なのかと苦しみました。
夫の優しさや思いやりを
踏みにじるつもりは少しもなかったけれど、
すごく失礼な事をしていたなって
今、猛反省中です。