そらまめの、つぶやき。

思った事、感じた事、その他もろもろ。~ただ今、英語の勉強中。~

【思いもよらぬ出来事】一般論に助けられた日。【感謝】

我が家で義母との半同居生活が始まって、
約1か月が経過しようとしています。

義母にとっては当たり前、普通の事が、
私にとっては奇行でしかないので、
義母の事は好きですが
一緒に暮らすのは
思っていた以上に大変だというのが
正直な感想です。

大変だけれど、
義母との半同居生活が大変だという素振りは
できるだけ見せないようにしていたつもりなのですが、
昨日、突然夫が、

「本当に、本当に、ありがとう。ものすごく感謝してる。」

そう、言ってきたんです。

ビックリして、

「急にどうしたん?」

と聞いてみたら
どうやら夫のお友達たちが口を揃えて、

「奥さん、お気の毒様。」

そう、言ったみたいなのですよね。
夫の友達一人がそう言ったのならともかく、
複数のお友達が

「奥さん、お気の毒様。」

そう言ったようで、
夫は私に対して
申し訳なさと感謝の気持ちが
更に湧いてきたようです。

カナダでは結婚後に親との同居っていうのが
一般的ではないのかして、
親との同居って気の毒な事なようです。

夫のお友達たちは、
私の事も義母の事も知りません。

もしかしたら私と義母は
楽しく暮らしているかもしれないのに、
【同居】と聞くと
気の毒な事だと反射的に思う、
そういう人が大勢いる国のようです。

だけどおかげで私は、
見ず知らずの人々から労って頂き、
夫からも普段以上に感謝され、
疲れていた心がまた少し潤いました。

不意に感謝してもらえたり
労ってもらえるという事はやっぱり嬉しいです。

日本だと結婚した後に
どちらかの両親と同居って割とある事だから、
義母との半同居は大変だけれど
特別な事をやっている自覚はなかったし、
なんなら
義母と私の当たり前、普通の事が違うから
結果的に私がイライラするだけであって、
私に対して嫌がらせをしてくるわけでもないし、

『このくらいで済んでいて、ラッキー。』

とすら思っていたのですよ。

ただ、この半同居生活、
実はゴールは目前なのです。

数日前に、
義母が自分のお家に帰ることを決めました。

義母は義母で、
使い慣れない家電、
いつもとは違う寝具、
我が家特有の慣れないルールを守る事に
疲れているのだと思います。

義母との半同居生活は大変ですが、
ゴールが見えてくると耐えられます。

あと少し。

平和に半同居生活を終わりたいです。