お友達に言われて気付いたのですが、
私は目標達成した時に
喜びや達成感に浸る時間が
ものすごく短いのです。
何かを成し遂げたその瞬間に、
『できた!』
そう、喜ぶだけで
次の瞬間にはもう
次のゴール設定が始まっていたり、
『この程度の事は、誰にでもできるから喜ぶような事ではない。』
と、思っている自分がいます。
過去を振り返る事もほとんどなくて、
反省しない代わりに
過去の栄光に浸り続けることも
ほぼありません。
これって、
『自分なら、もっとできるはず!』
という自己信頼から
現状になかなか満足できないからなのか、
『これくらいのことは、誰でもできる。』
という、自己卑下なのか。
どっちなのかなって、
ふと疑問に思いました。
たとえば英語。
現在の英語力は、
ネイティブスピーカーの夫と
そこそこ張り合えるほどに口論ができて、
ドラマや映画を字幕なしで見ることができて、
カナダで暮らせるレベルです。
元々は
アメリカのスタバで
コーヒー1杯すら買えなかったような英語力でしたから、
ここまでの英語力を身に着けるのに
相当の時間とエネルギーを費やしてきました。
だけど今思うは、
『この程度の英語力なんて、すぐに身につく。』
ということ。
私自身が約16年もかけて身に着けた英語力なのに
”この程度”と思っている自分がいます。
自分に対して失礼だなって思う反面、
16年もあったのだから
もっと英語力がついていてもよさそうなものなのに、とも
思います。
自己信頼なのか、自己卑下なのか
どちらなのかは分かりませんが、
どちらでもいいなって
この記事を綴っていて思えてきました。
英会話を習い始めた時のゴール設定は、
【一人旅をもっと楽しめるようになる事】でした。
国際結婚を機に
カナダに移民してからは、
【夫ともっとコミュニケーションを取れるようになる事】が
新たなゴールとなりました。
まだまだ英語力の伸びしろはありますが、
これまで掲げてきたゴールは
両方とも達成できました。
ゴールを達成するために
努力を継続できたことが
私にとっては大切で、
そのためには
自己信頼も、自己卑下も
両方必要だったような気もします。
一般的に
自己信頼は必要なもの、
自己卑下は不要なもの、
そんな風に認識されているように思うのですが
両方を兼ね備えることで
更なる高みを目指せる場合もあるのかもしれませんね。