日本食を仕入れて以来、
日本食ブームが来ています。
食べたいと思うものが、日本食ばかり。
昨日は朝から
自分のためだけに
炊き込みご飯を作りました。
ひじき、シイタケを戻すのも、
人参を刻むのも
こんにゃくの臭みを取るために茹でるのも、
お米を洗うのも、
『面倒くさいなぁ。』
と思ったのですが、
海外田舎暮らしの我が家で
こんなに豪華な材料が揃っている事って
なかなか珍しい事なので、
自分の欲求を満たすために作りました。
面倒くさいついでに緑茶も。
お腹も心も満たされたのは
言うまでもありません。
やっぱり、
無意識レベルで我慢をしているんですよね。
『どうせ、食べたい日本食は食べられない。』
って。
海外田舎暮らしなので、
近所のスーパーで手に入る日本食が
限られています。
車で片道3時間弱の都会に行けば、
欲しい日本食が大抵手に入りますが
遠いので頻繁には行きません。
それを知っているから、
近所のスーパーでお買い物をする時に
『これ”を”食べたいから、買おう。』
と思って買っているつもりだけれど、
本当のところは
『これ”で”いいか。』
という妥協で買っているんですよ。
この妥協自体は
仕方のない事だと思っています。
そう、妥協って
仕方のない事だと思うんですよ。
欲しいもの全てを手に入れられる人生の方が
珍しいと思うから。
大なり小なりの妥協をしながら生きているからこそ、
自分の欲を満たす環境、条件が整った時には
『面倒くさい』
を封印して、
自分のために
おもてなしをすることが大切だなって、
一人、炊き込みご飯を食べながら思いました。
自分で自分を満たすのは簡単。
何を求めているのか分かっているのだから。