ちょっと前まで、
義母と半同居生活をしていました。
ちょっと、面白かったんですよね。
お友達たちの反応が。
私が義母と半同居生活をしていると知った友達の
共通した反応は、
「えー!大変そうやね。」
でした。
明らかに私が疲れているように見えたようで、
みんな労ってくれました。
ここからが面白いところで、
その後に続く言葉が大きく分けて2種類でした。
一つは、
「自分にできる範囲を越えそうなことは、断ればよかったのに。
自分の限界を知っておくことって、大切やと思うよ。」
もう一つは、
「私やったら半同居を断ると思うけど、
あんたは、どこまでできるか試してみたい派やもんね。
くれぐれも、無理はしないようにね。」
でした。
気付いたんですよね。
そういえば私は何事においても、
自分の限界がよく分かっていないという事に。
もしかしたら、
学生時代の部活の顧問の先生に
「限界を自分で決めるなーーー!!!」
って、毎日毎日言われていたから、
限界を作らないように
自己洗脳してしまったのかもしれません。
だから、
知らぬ間に頑張りすぎたり
耐えすぎたりして、
気付いた時には心身共に
ボコボコのヘロヘロになってしまう、ってことを
これまで繰り返してきたのかも。
そこで、
『限界ってどうやって知るんやろ?』
と、自問自答してみたのですが、
自分の納得いく答えが未だ見つかっていません。
限界って、
経験値が上がるにつれ
変化するものだと思うんですよね。
そして人の経験値は、
日々上昇していると思います。
毎日何かしら経験をしているわけですから。
過去の自分には無理だったことでも
今の自分には取り組めたり、
逆に、過去の自分は取り組めたけれど
今の自分には無理だったり、
限界って
その時々で変化するように思うんですよね。
過去に経験したことがある事柄なら、
その時の経験をもとに
ある程度限界を知れるのかもしれませんが、
今回の私の半同居生活のように
初めての事に挑戦する場合は
限界を知るのは難しいですから、
挑戦をしながらも
自分の限界を探るのが解決策なのかな。
ちなみに今回の半同居に関しては、
久しぶりに湿疹が出た事で
『あ、限界超えたのかな?』
と、気付くことができました。
有難い事に、
湿疹に気付いた夫が
私の事を労わってくれたので、
『私ばっかり我慢してる!』
『私ばっかり、頑張ってる!』
という悲劇のヒロインモード?に陥る事もなく、
『あ、湿疹が出たってことは、やばいかも。
一人時間をたくさん取らせてもらったり、たまには休憩しよう。』
そう、冷静に対応をして
心穏やかに過ごすことができました。
限界を知っていたり、気にすると、
過去の自分を越えられない気がするし、
限界を知らないと、
知らぬ間に疲れ果てて再起不能なくらいに
弱ってしまうかもしれないし、
難しい問題です。
とか書きつつ、
『過去の自分を超える必要があるのか?』
とか、
『再起不能になるほど疲れ果ててしまう事を避ける必要はあるのか?』
などの質問が次々頭を過り、
自問自答が終わりそうにありません。
こういう時は外に出て、
ゆっくりしよう。
庭にいた、鹿たち。
人間に怯えることなく、
お家の中に入ってきそうな勢いでした。