夫はフリーランスで働いていたのですが、
5月末に突然契約打ち切りになってしまい
無職になってしまいました。
その1週間後くらいに、ある方から、
「うちで働いてくれませんか?」
という電話があったのですが夫は、
「ちょっと、考えさせてください。」
と言い、保留にしてもらっていました。
この電話をかけて来てくださった方はどなたかというと、
数か月前に高速で車のタイヤが大破してしまうという
ハプニングに見舞われたのですが、
その時に助けてくれた方だったんです。
どこで、どんな方と出会い、どうなるか分からないものです。
夫が保留にしてもらった理由としては
キャリアチェンジをしたいと思っていたからみたいなのですが
このオファーを頂けた事で夫の気持ちにゆとりが出来たのは確かで、
夫は気になる企業に問い合わせをし始めました。
『絶対キャリアチェンジしてやる!じゃないとまた、前の業種に逆戻りになる!』
と自分に喝を入れているようにも見えました。
夫は手に職をつけていて、
その職がイヤになったというわけではないみたいなのですが
加齢と共にキツイみたいなんですよね、身体が。
今はまだできるけど10年後はしんどいと分かっていて、
だから早くキャリアチェンジしたかったみたいです。
何社か問い合わせた中で、夫の第一志望の企業から
「面接に来れますか?」
と連絡がありまして、
夫は面接に向かったわけなのですが。
なんと、履歴書を持たずに面接へと出かけていきました!
「履歴書ほんまにいらんの?」
と何度も確認をしたのですが、
「この業界で働いた事ないって言ったもん。俺の昔の職歴情報なんかいらんやろ。」
と、夫。
どうなるのかと思いきや、何と内定を頂いたのです。
就職活動に履歴書必須という固定概念が壊れました。
とはいえ、夫みたいな例はなかなかないと思いますけれども。
というわけで、有難いことに職が決まり
色んな意味でほっとしています。
夫も私も無職になるという、このピンチが訪れた時に私は
『このピンチをチャンスに変えよう。』
『夫には気分よく過ごしてもらおう。』
そう心に決めて行動をしていました。
夫はたまに夕食を作ってくれる時がありましたが、
相変わらず私が家事のほとんどをやり
夫は好きな事をして過ごしていました。
その時の夫がワクワクのエネルギーを出していたのかは分かりませんが
夫が就きたい職に就けたのは
夫が引き寄せたのではないかな?って思っています。
それにしても夫、
いつの日からかやたらと仕事が舞い込んでくるようになったんですよね。
その頃から起き始めた面白いことがあるので、
それは次の記事で綴ろうと思います。